未だにあれを超える衝撃を放つ小説は読んだことがない
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。
ほぼあれ一発で推理小説協会会長になったようなもんだからな
ただ個人的にはイニシエーションラブの方が衝撃だった
僕がマユに出会ったのは代打で出た合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて……。
まああの後で叙述が増えたのは確かだが
それまでのフーダニットのルールを完全に壊しておきながら、万人をなるほどと唸らせるだけのトリック
叙述が浸透していなかった当時にしてみれば衝撃だよ
一般的にはクリスティの「アクロイド殺し」から
でもその前から叙述トリックはあったという説もある
村の名士アクロイド氏が短刀で刺殺されるという事件がもちあがった。そのまえにさる婦人が睡眠薬を飲みすぎて死んでいる。シェパード医師はこうした状況を正確な手記にまとめ、犯人は誰か、という謎を解決しようとする。
ミステリの大体の基礎はアガサクリスティ
>>8
そして誰もいなくなったしか読んだことないから今度何か読んでみるか
その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく!
奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた4人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった!
四角足りないぞ
「ラストの大どんでん返し!」とか帯に書かなくていいから
フェアじゃない
永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。
・いる奴がいないように錯誤させる
・いない奴がいるように錯誤させる
これだけで叙述やられると腹たつよね
傑作は大体その上でプラスアルファがある
ミスリードの上手さと、叙述トリックの完成度は別物だからな
上にも出た殺戮に至る病や、歌野の葉桜~とかは、物語の本筋と関係ないとこでミスリードを捻出してる
その状態で種明かしされても「だから何?」で終わる
「ヴァン・ダインです」は、物語の確信に関わる要素にミスリードを施した、だから傑作と言われてるんだよ
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。
いや、あの作品は島の中だけでミステリとして完成されてる
本土編とか読んでる間は邪魔でしかない
ところがあの一発で本土編が一気に重要度を増し、読み直しを与儀なくされる
そんなすごさ
上にあげたイニシエーションラブは、ネタバラシもなく、
本編だけで恋愛小説として完成してる
読後に「あれ?なんか凄い違和感あるんだけど・・・」と
自分自身が探偵になって初めてわかる奥深さ
まあ、帯で叙述とわかりつつ読んだから、読んでる途中にわかってしまったのだけど
そもそもイニシエーションラブはミステリでは無いから趣向がずれてこないか?
十角館は事件が起こっている以上、読者も犯人を予測しながら読む
だからこそ予想外の叙述トリックに騙された時の衝撃がでかい
次点で殺戮に至る病とか噂かな
雪に閉ざされた山荘。ある夜、そこに集められたUFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女流作家など、一癖も二癖もある人物たち。交通が遮断され、電気も電話も通じていない陸の孤島で次々と起きる殺人事件……。
「映像化不可能」の帯にも腹がたった
夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か、アリバイを持たぬ者は、動機は。
~ページ~行目にすげえ腹立つわあれ
懐古厨になるけど硬派気取りたいし海外古典ばっか読んでる
純粋にトリックおもしろいし
何年も前から言われてるけど、作者はよく頑張ってるわ
もうちょっと自然な設定で騙されたい
ケンシロウの
「おまえのようなババアがいるか!!」的な感想しかなかったな
マジで駄作だと思うあれは
それ一番思ったのはハサミ男かな
あの喋り方はいくらなんでもアンフェアじゃないかと
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。
ハサミ男もそうだね
題名はともかく設定に無理がありすぎて
読んだ後後悔する
館を埋める百八個の時計コレクション。鎌倉の森の暗がりに建つその時計館で十年前一人の少女が死んだ。館に関わる人々に次々起こる自殺、事故、病死。死者の想いが時計館を訪れた九人の男女に無差別殺人の恐怖が襲う。凄惨な光景ののちに明かされるめくるめく真相とは。
連続する幼女誘事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。
慟哭こそすぐオチ分かったんだが...
ぶっちゃけ文章よりも>>57みたいに名前覚えるのが大変で読みにくい
コック・ロビンを殺したのはたあれ。「わたしだわ」と、雀がいった!マザーグースの童謡につれて、その歌詞のとおりに怪奇残虐をきわめた連続殺人劇が発生する。無邪気な童謡と無気味な殺人という鬼気せまるとり合せ!
「あーこれ映画化とか実写化したらさぞかし煙たい作品になるんだろうなー」
って思ってたけど全部読んだ後は
「あ、これ実写化絶対無理だわ」ってなった
あと十角館も面白いが時計館がやはり傑作だと思う
父が飛龍想一に遺した京都の屋敷―顔のないマネキン人形が邸内各所に佇む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読みはすでに始まっていた!?
九州の山深く、外界から隔絶された湖の小島に建つ異形の館―暗黒館。光沢のない黒一色に塗られたこの浦登家の屋敷を、当主の息子・玄児に招かれて訪れた学生・中也は、“ダリアの日”の奇妙な宴に参加する。その席上、怪しげな料理を饗された中也の身には何が?続発する殺人事件の“無意味の意味”とは…?
俺も時計館好き
わかりやすいトリックなのにすげぇ感心した
雪で閉ざされた山荘に集まったのはチャットで知り合った7人と金田一耕助の孫・金田一一、それに七瀬美雪。そこで「僧正」が殺された!7人の中にいる「トロイの木馬」を名乗り、皆殺しゲームを操ろうとしているのは誰か!?果たして、金田一少年は全員が“消去”される前にゲームのスイッチを切ることができるのか。
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